2024年6月 N高等学校・S高等学校 宿泊型体験学習プログラム レポート(前編)
2024年6月24日から27日まで、N高等学校・S高等学校 宿泊型体験学習プログラム
「ブリの養殖日本一!鹿児島県長島町から漁業と地域の今と未来体験」を実施しました。
前編・後編にわけてその様子をお届けいたします。
★後編はこちら
〈プログラム概要〉
2023年8月より、学校法人角川ドワンゴ学園と行っている教育連携プログラム(くわしくは、こちら)の一環で、
長島町でのプログラム現地コーディネートを地域おこし協力隊の渋谷が担当しました。
昨年11月のプログラムに引き続き、3泊4日で計20名の高校生が全国から集まりました。
今回は、長島町の漁業を中心に、長島町の産業とそこに関わる人と深く交流することを目的に、
ブリの養殖現場見学、競り見学、魚捌き体験、味噌づくり体験、船釣りと釣った魚でBBQなど、
魚尽くしの4日間を過ごして頂きました。
そして、生徒さんには「若者が長島町に来たくなる動画」をテーマに、4日間の体験をもとに1分間のショート動画を作成・発表していただきました。
プログラムの様子もぜひ動画からご覧ください。
★こちらからご覧いただけます!
動画の内容から、構成、表現方法まで、グループごとに個性が出ていて、
若者たちが楽しめる魅力が、長島にも沢山あるのだということが良く伝わります。
都市部の若者に限らず、長島町民の方にもぜひご覧頂きたい作品になりました。
プログラムの様子をご紹介(前編)
〈1日目〉プチ長島観光・長島レクチャー
北は関東から、南は九州まで、様々な交通手段で長旅を経て出水駅で集合。
全員がはじめましての初日。緊張や移動疲れもある中、初めて訪れた長島の景色を楽しんでいました。
Stop byでのカフェタイムでは、絶景と美味しいデザートを前に一気に仲が深まったようです。
そして、今回の活動拠点である長島大陸マンダリンBASEに到着。
地域おこし協力隊の渋谷から、長島町レクチャーを実施。2日目からのプログラムの説明をしたのちは、早速グループワーク。
どんな動画を撮りたいか、プログラムで楽しみなことは何かなどを話し合いながらブレインストーミングを行いました。
早速のグループワークでおなかもペコペコ。初日のディナーは、長島町の食材を思う存分楽しめるケータリング!生徒たちも目を輝かせ、ビュッフェスタイルなのでお気に入りメニューを何度もおかわりする姿も。駆けつけてくれた長島町民とも、交流を楽しみ濃密な初日が終了しました。
〈2日目〉ブリ養殖現場見学・競り見学・魚捌き体験・味噌づくり体験
2日目は、競りの見学から。漁業者の朝は早いというのも体験の1つということで、早朝から漁港に向かいました。
東町漁業協同組合ご協力のもと、競り・ブリの陸揚げ・ブリの加工場・飼料冷凍倉庫と、朝の漁港の一連の様子を見学させて頂きました。
競りでは、種類や量も豊富な魚に興味津々。そして、競りが始まると掛け声や進め方にも「なんて言ってるんだろう」と注目していました。
そして日本一のブリとのご対面。船から陸へ、次から次へとブリがあがり、1匹ずつ測定し大きさごとに仕分けする様子を間近で見学させて頂きました。
漁師さんたちのスムーズな連携プレーに目が離せない生徒たち。東町漁協職員さんから、出荷に至るまでこのブリがどのように育てられてきたか、長島町ではどのような形態でブリ養殖が営まれているのかなどについてもお話頂きました。長島町の一大産業であるブリ養殖について、現地で見学できたからこそ深い理解ができた様子でした。
その後も加工場や倉庫など、貴重な現場も見学させて頂きました。はじめて見る世界に、次から次へと質問が湧き出ていました。
ブリ養殖見学の後は、お魚捌き体験&ランチ。浜島水産活魚センターさんにお世話になりました。1人1匹ずつ、ブリ・イカ・サバ・イサキのいずれかをさばきました。魚捌きがはじめての生徒も多い中、プロからレクチャーを受けながら挑戦しました。自分でさばいた魚をたらふく食べられて大満足の様子でした。
前編はここまで。既に盛りだくさんな様子が伝わりましたでしょうか?
後編もお楽しみに。
〈メディア掲載情報〉本プログラムの様子は、下記のメディアにも取材・掲載頂きました。
・NHK鹿児島 6月27日
・南日本新聞 7月3日朝刊
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